※この記事は、以前のブログ記事をもとに、Blogger用に読みやすく書き直したものです。
孫が見つけた、昔ながらの算盤
孫が5歳のころ、遊びに来たときの話です。
部屋の中で古い算盤を見つけて、
「これなに?何するもの?」
と聞いてきました。
私は、
「日本に昔からある計算機だよ」
と答えました。
すると孫が、
「教えて」
と言うので、簡単に遊びながら教えてみることにしました。
最初はほんの少し触っただけだったのですが、それから遊びに来るたびに、
「算盤はどこ?」
と聞くようになりました。
5歳でも楽しめる、かんたんなそろばん遊び
そこで、先日は簡単なそろばん問題を作って、一緒に遊びました。
問題といっても、合計が9までの足し算です。
昔ながらに、
「ご破算で願いましては、1円也、1円也、1円では?」
などと言いながら始めました。
すると孫は、
「え〜、わからん!」
と少し困った顔。
そこで私は、
「見たままを言ってごらん。いくつ玉が上がってる?」
と聞きました。
孫は、
「3個」
と答えました。
「そうだね。3個だから3円よ」
そんなふうに、目で見てわかるところから始めました。
5円玉と1円玉で原理を説明
5円が入ると少し難しくなります。
そこで、1円玉5個の横に5円玉を置き、その下に割り箸を置いて、さらにその下に1円玉4個を並べて説明しました。
「上の玉は5円、下の玉は1円」
という仕組みを、実際のお金と並べて見せると、5歳でもなんとなくわかるのですね。
買い物もまだろくにしたことがない年齢だったので、
「わかるかな?」
と思いましたが、意外と楽しそうに理解していました。
マンツーマンで遊ぶので、答えは全部100点です。
本人も大喜びで、お迎えに来たお母さんに見せびらかしていました。
私も孫も、大満足のそろばん遊びになりました。
私が若いころは、まだ算盤を使っていた
今の時代、そろばんは小学校で少し習ったり、脳トレとして使われたりするくらいかもしれません。
でも、私が学校を卒業したてのころは、まだ普通に算盤を使っていました。
そのころ、ようやくカシオの電池式計算機が発売され始めましたが、値段は万単位。
今のように気軽に買えるものではありませんでした。
私が今持っている算盤は、そのころ使っていたものです。
しばらくの間は、決算にも算盤を使っていました。
そのうち計算機が普及してからは、計算機で計算し、算盤で検算するようになりました。
そしてパソコンを使うようになってからは、算盤の出番はすっかりなくなってしまいました。
古い算盤は、玉の動きが悪くなっていた
長いこと使っていなかったうえに、ケースにしまわずに置いていたせいか、久しぶりに触ると玉の動きが少し鈍くなっていました。
「動きが悪いなあ。なんとかならんかな?」
と思い、算盤をひっくり返して見てみました。
すると、なんと裏側にメーカー名、型番、シリアル番号らしきものが刻印されていました。
メーカー名は「かめだけ」。
昔の道具なのに、きちんと情報が残っていることに少し驚きました。
早速ネットで調べてみると、そろばんは修理できることがわかりました。
昔、そろばんの滑りをよくする粉があったような気がして、そのメーカーに問い合わせてみることにしました。
古い道具が、孫との遊び道具になった
長い間しまい込んでいた算盤が、まさか孫との遊び道具になるとは思いませんでした。
今はスマホでも電卓でも、すぐに計算できます。
でも、玉を動かしながら数を見て、手で触って覚える算盤には、今の道具とは違う楽しさがあります。
孫にとっては新しい遊び。
私にとっては懐かしい道具。
古い算盤を通して、思いがけず楽しい時間を過ごすことができました。
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古い算盤の玉の動きが悪くなっていたので、メーカーに問い合わせて手入れ方法を聞いてみました。

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